さすらいのチビ猫だが・・・
ころすけ一家になんとな〜くお仲間に入れてもらえているとの事。
ころすけ自身完全に受け入れたかどうかは私にはわからないが
ころすけの子供二匹がお乳をもらっている横で
もう一匹のころすけの子供とチビ猫が
お互いを毛繕いしていたんだそう。
Uさんがその事をメールしてくれたのだが
思わず目撃した時には泣きそうになったと言っていた。
私も嬉しかったし、
ころすけの後をついてまわるチビ猫の姿を見て
これなら頑張れるかもと少し希望を持った。
* * *
実はさすらいのチビ猫には兄弟がもう一匹いた。
チビ猫を保護出来た時には一匹しかいなかったらしいのだが
その兄弟猫はその後も元気にさすらっていたらしく
やっと保護する事が出来、一緒にとここへ連れてきて
兄弟の感動の?再会となった・・・のが
ミクちゃんの子供達のお披露目の日の夕暮れ時の事だった。
そして昨日、見に行ってみたのだが、
空模様が悪かったせいで猫の姿もほとんどなく
午後からは本降りになりそのまま夜中じゅう雨は降り続き
今日になってなんとかあがったものの・・・
私が午後、出掛けていった時には
さすらいのチビ猫の兄弟猫は
元気な姿を私には一度も見せないまま
天国へ旅立ってしまっていたのだった・・・。
犯人は二羽のカラス。
仲良しのおじさんが偶然目撃し、あわてて追い払ったそうなのだが
その時にはもう・・・。
近くにはころすけもいたそうだ。
チビ猫同様、母の姿を求めてくっついてまわっていたのだろうか。
ころすけだけが事情を知っているんだろうね・・・
その話を聞いた時は、チビ猫が!?と思ったのだが
その場にいたUさんが
今日ころすけにお乳をもらっている姿を見たと言ったので
ホッとはしたのだが
その後、囲いの中の茂みの奥にころすけの姿を見つけ
目を凝らして見てみると仔猫に授乳している最中・・・
でもころすけの子供三匹しかいなかった。
だいたいころすけの側か仔猫達の側にいるはずなのに・・・。
ミクちゃんの子供も三匹産まれたがいつの間にか二匹になってる。
キクちゃんの子供も一年に一匹育つか育たないか。
ちいこに関しては一度も見た事がない。
母親がいてもこの状況なのだ。
母のいない子が成長するという事は容易ではない・・・
奇跡に近いのかもしれない。
さすらいのチビ猫・・・
こちらの心配を余所にひょっこり顔を出して欲しいよ。
そして兄弟猫の安らかな眠りを願っています。